本校には様々な目的を持った学生が在籍しています。
美術に関する技術を深め作品制作に没頭する人、さらに学びを深め作品の発表を目指す人、本校で学んだことを活かして美術大学や大学院へ進学する人など様々です。
渋谷ファッション&アート専門学校としてスタートして5年目となり学生の学びの成果が表れてきました。
公募展やコンクールでの入選・入賞者、個展の開催やグループ展への参加、美術大学・大学院への進学者が年々増えています。
本校の入学時には美術を学んでみたいというシンプルだった目的が、カリキュラムに沿って学び指導を受ける中でより具体的になって次のステップへ進んでいます。
本校にはそれらをサポートする体制が整っています。
前年度までの内容です。2024年度は変更の場合もあります。 ■学事 ●授業 ▲展示
■入学式
■オリエンテーション
■健康診断
●屋外スケッチ
▲版画コース作品展
▲彫刻コース作品展
▲絵画コース作品展
▲日本画コース作品展
■夏季休業
●陶芸(自由選択)
▲版画コース学生個展
●美術館作品鑑賞(自由選択)
■学園祭
■チャリティーオークション
▲学園祭作品展示
■個人面談
●屋外スケッチ
▲全国大学版画展
■冬季休業
●修了制作計画表作成
▲絵画コース作品展
●修了制作
▲学園祭観客賞展
▲版画コース講師展
■修了式
■春季休業
▲修了制作展
▲彫刻コース作品展
新年度を迎え、共に学ぶ各コースの仲間と教職員が一堂に会します。
オリエンテーションでは、年間カリキュラムやシラバスが配布され、準備する画材の事や授業の進め方、学校生活での注意点等の説明を受けます。
いよいよ、本格的に美術を学ぶ 1 年間のスタートです。
授業で取り組んだ課題作品や自主制作の作品など、在校生の作品が一堂に会します。
家族や友人などに日ごろの成果を披露する機会となっています。
作品展示だけでなく、学生による作品販売ブースや喫茶コーナーなどアットホームで楽しいイベントがあります。
アートを通した社会貢献活動の一環として、学園祭と同時開催されます。
在校生・修了生・教職員・一般の方など多くの賛同者からオリジナル作品を提供いただき、売上げの半額と出品料の合計を、渋谷区に寄付しています。
美術館で毎年開催されている版画学会主催の展覧会です。1974年に始まったこの展覧会は全国の美術大学・美術系教育大学・短期大学・専門学校で版画を学ぶ学生とその指導者にとって、年に一度の成果を問う重要な機会となっています。
本校は初参加の2018年に「優秀賞」の受賞者、2019年に「優秀賞」「町田市立国際版画美術館賞」「観客賞」の受賞者、2022年には「優秀賞」「町田市立国際版画美術館賞」の受賞者を輩出しています。
在学生の修了制作作品のほか、先生方の作品も展示しています。また展示作品の公開講評も開催します。
絵画コースには特別講師として遠藤彰子先生(武蔵野美術大学名誉教授・二紀会会員・女流作家協会会員)に講評をお願いします。
陶芸制作を体験し作品制作の幅を広げることを目的に、夏休みの期間を利用し実施します。「器の制作」手びねり・タタラ成形→(乾燥・素焼き)→釉薬掛け→(本焼き)といった陶芸の一連の工程を体験することができます。この講座では器や花器以外にもオブジェなど立体作品を制作することもできます。
優れた芸術作品を鑑賞し、作品制作への刺激とすることを目的とした講座です。事前学習を通して深い鑑賞方法を学びます。
2021年度は国立現代美術館、2022年度は国立近代美術館、2023年度は東京国立博博物館へ行き作品鑑賞を行いました。
スケッチなど制作のために取材を行うことは、大変重要なことです。普段の課題では予め目的やテーマが定められ、それにそって制作を行います。しかし将来自分のテーマを見つけオリジナルの作品を制作するには、取材をすることが不可欠となります。本校では、授業の一環として様々な場所へ行きスケッチや取材を行い作品制作に役立てることを指導します。