本格的に「美術」を学ぶ。
本校の文化専門課程では、絵画(油彩/アクリルなど)、日本画(岩絵具/水干など)、彫刻(粘土/木/ガラスなど)、版画(銅版画/木版画/リトグラフ)の4つの中から希望のコースを選択することができます。
各コースは美術表現科、造形表現科、表現研究科とレベルごとに3つの学科に分かれており、その中から目的に合わせて最適な学科を選択することができます。
3つの学科ごとに1年間で学ぶカリキュラムを用意しています。1年間学んでみて、翌年再入学するかどうかをご自身で選択し段階的に学ぶことができます。
※高等学校卒業以上または同等の学力があり、学習意欲のある方であれば年齢・経験に関わりなく出願できます。また、外国人の方も日本語での授業に対応できると判断されれば入学が可能です。
月曜日~木曜日の週4日を通学で学びます。
授業時間:9:30 ~ 16:20
(昼休み12:30 ~ 13:20)
総授業時間:年間800時間以上
※夏季・冬季・春季休業があります。
※学生証が発行され、学割の便宜を受けることができます。
※国立美術館のキャンパスメンバーズに入会しています。学生証の提示により対象の国立美術館の常設展は無料、企画展は団体料金で鑑賞できます。
共通授業は4つのコースの学生が合同で受ける授業です。3学科それぞれの目標値に沿ったデッサンやクロッキー、画面構成、色彩構成、塑像などの課題制作を通して、どのコースにも必要な観察する力・構成する力・発想する力・広い視野・表現する技術といった「美術を学ぶ基礎力」を養います。
他コースの学生と一緒に授業を受ける事でお互いが刺激となり、表現の幅の広がりや共通性の発見にも繋がります。また、自由選択で美術館作品鑑賞など美術全般に関する知識を学ぶこともできます。
コースは絵画(油絵)・日本画・彫刻・版画の4つ。学びたい美術領域から選べます。
文化専門課程では1年制で学んでいただきますが、美術表現科、造形表現科、表現研究科の3学科があり、各人の学びのレベルに応じてスキルアップしながら学べます。
各コースの専門的な授業以外にも、全コースの学生が揃ってデッサンなどを学ぶ共通授業もあります。
基礎
美術を初めて学ぼうという方、以前美術を勉強したが改めて基礎から学びなおしをしたいという方のための学科です。
デッサンの初歩から始めます。1年の間に造形力と表現手法の基礎を身につけ、作品を制作し発表することを目標とします。
応用
本校の美術表現科を修了された方、他の美術系学校を卒業している方、ある程度系統だった美術教育を受けた経験のある方のための学科です。基礎造形力を基盤に、様々な技法や様式を身につけることを目標とします。
研究
本校の造形表現科を修了された方、それと同等の力があると判断された方が対象です。
より難易度の高い手法・技術を身につけ、より個性的な自分だけの表現を確立し、それを深化させていくことを目標とします。
各科とも1年で修了となりますが、再入学の形で、1年単位で継続して在籍することが可能です。