学生生活で学んだ技術のすべてを披露する、最大のイベント。
開催日:2020年2月15日・16日
今年のテーマは、「Create My World」
私たちの創造した世界を衣服に表現しました。
専攻科と2年生の学生たちは、この日のために努力を惜しむことなく制作に打ち込んできました。今年は「STREET POP」「Luminescence」「Regalo」「絢爛華麗」という4つのコンセプトを設定し、作品のデザイン・制作からモデル・ショーの演出まで、すべて学生が主体となり作り上げました。
また1年生は「MY FIRST JACKET」というテーマで、一年間で身につけた技術を披露しました。
夢とパワーにあふれた作品たちがスポットライトを浴びる瞬間は、たくさんの感動を生み出します。
2019年度 卒業作品ショー 受賞作品
ファッション専攻科卒業作品「作品賞・皐月会賞」受賞者
アパレル専攻科 テクニカルコース
小野塚 祐花さん
作品賞、皐月会賞を頂けて嬉しいです。
ドレスで「和」を表現することが難しくデザイン、色合い、装飾にこだわった結果、細かい作業が続き苦労しましたが、自分の思い通りの作品に仕上げることが出来ました。
皐月会賞の作品は、デザイン、パターン共とても苦労し、縫製仕様も試行錯誤してこだわった作品です。制作過程で補正や直しが多く何度も心が折れかけたことがありましたが、最終的に仕上げることが出来ました。
これらの作品を完成させるのは、決して楽な道のりではありませんでしたが、ご指導して下さった先生方、支えてくれた家族、友達、そして作品を格好良く着こなしてくれたモデル、協力してくれた後輩に本当に感謝しています。有難うございました。
作品賞・皐月会賞
アパレル総合科1年 テクニカルコース
蓑田 佑香里さん
1年間の集大成としてショーに向けてジャケット作りに取り組んできましたが、ジャケットならではの作業工程もたくさんあり、製作はとても大変でした。しかし、先生方のアドバイスやご指導を受け、何とか仕上げることが出来ました。ショーでは、アイテムや曲、ポーズを考え全体をコーディネートして表現することは難しかったですが、自分のイメージした世界をファッションを通して表現する楽しさを感じることが出来たと思います。
今の私は、知識、技術、経験全てにおいて未熟ですが、今回の賞を取ることが出来、今後服作りを学んでいく上での大きな励みになりました。目標に向かってこれからも努力していこうと思います。
皐月会賞
アパレル総合科2年 テクニカルコース
金子 凜香さん
皐月会賞を頂けることになりました。制作期間に入る頃から自分のイメージしていたテーマ「ネオン」がグループとして結成されました。ネオンは「暗闇の中で自分の存在を光、カラーで表現し、独自の象徴を放つ」という個人テーマを持ちデザインしました。素材選びに力を入れ、その素材がショーで生かされるように全面的に素材感を出すようにしました。夜中までミシンを動かし、手縫いをし、睡眠を削ってまで力をかける時もありました。このショーで家族、友達の応援や、グループのメンバーの協力があったからこそ、ショーは成功したのだと思います。私は専門学校に入学してから、縫製技術や服飾について勉強したので約1年半の学びの中で、衣装製作をし、こうして皐月会賞という形を残すことが出来て本当に嬉しかったです。
自分の知識、経験上、一人では製作が出来ないのでアドバイスを下さった先生方に一番感謝しています。
とても良い経験をさせて下さり有難うございました。