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「ボタニカルアート/自然の美を描く」講座の石川美枝子先生がこれまでの功績に対し受賞されました!

紅枝垂 全体図

「ボタニカルアート/自然の美を描く」講座ご担当の石川美枝子先生が、昨年度(2022年)イギリスとアメリカで、これまでのボタニカルアートへの功績に対し賞を受賞されました。おめでとうございます!!

*イギリス

「The Shirley Sherwood Award for Botanical Art(シャーリーシャーウッド植物画賞)」を2022年5月に受賞され、初めての受賞者となられました。

この賞は、植物画の分野に多大な貢献をしたアーティストを表彰。2022年10月に英国王立キュー植物園で受賞式があり、作品「紅枝垂」は現在ロンドンの王立キュー植物園のボタニカルアートギャラリーで1年間展示されています。

石川美枝子先生の受賞理由は、「日本で最も著名な植物画家であり、熱帯雨林の継続的な生物多様性の第一人者となっています。彼女の傑出した作品は国際的に高く評価されており、彼女は自分が描く植物について非常に精通しています。彼女は何度もボルネオに旅行し、そこでラフレシアとネペンテスを描きましたが、針葉樹と桜の繊細で美しい研究でも有名です。彼女の絵画は世界中の有名なコレクションに保管されており、王立園芸協会の金メダルを含む数々の称賛を受けています。

又、キュー植物園でフローラジャポニカ展を共催し(日本でも展示)、世界中の観客に日本のアーティストや国の固有植物を紹介する上で重要な役割を果たしてきました。彼女は多くの日本の芸術家に植物画に目を向けるように促し、非常に優秀な学生を輩出しました。」という事です。

*アメリカ

「ASBA Jessica Tcherepnine Lifetime Achievement Award」を2022年10月に受賞。

  この賞は、ボタニカルアートに貢献され、2018年にお亡くなりになられた、Jessereica Tcherepnineさんを称えて、アメリカ ボタニカルアーティスト協会(ASBA)により、2019年に創設されました。創設以来、受賞者がなく、石川美枝子先生がこの賞の初めての受賞者となりました。

紅枝垂 部分図
石川美枝子先生